MLFトレーナーの松井銀河です。11月に入り、今年も残り2ヶ月を切りましたね。
さて、11月2日(土)は自分の運動療法の師である中村尚人先生のワークショップを受講してきました。治療としての運動療法のみならず、疾病予防の視点からの運動療法を日々探求•発信されており、ヨガやピラティスにも精通されています。予防運動療法について中村尚人先生から学び、自分も興味を持たせていただいた上に可能性を広げてくださった先生です。
午前中はノンストレスヨガ、目を閉じて自分の内面を見つめながらシンプルな動きで行動を変えるワークでした。ただ、そのシンプルな動きのコントロールが意外と難しく、自分も動かすペース配分に苦労しました。
午後はピラティス、特別難しいことはなく、あくまでシンプルに姿勢改善から動作改善•関節痛治療につなげる考え方を伝授していただきました。身体の中心軸(ニュートラル)を作ることが関節への負担の少ない動きにつながっていきます。
立位で生活する以上、まずは姿勢改善に重点を置くこと。姿勢が良くなれば立つ•座るなどの生活動作の負担は減ります。そのニュートラルの作り方をワークで行い、それが難しい場合はその問題点になる箇所を見つけて治療•トレーニングをしていく。頭•胸椎•骨盤•足がポイントになる箇所です。
中村尚人先生からは「トレーニング後は楽になる、動きやすくなる状態にならなければ意味がない」ということを指導していただきました。日常生活でそれぞれの動きを意識しながら生活することはないので、最終的に意識しなくても楽に動ける身体作りが大切だということ、そしてその基本となるのが立位姿勢と歩行であること。自分も姿勢と歩行の専門家としてこれからも精進していきます。
松井銀河
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