よく寝ているはずなのに疲れが取れない。
お肌の調子が良くない。
など、不定愁訴を感じることって日常生活の中で往々にしてありますよね。
ヨガの指導者資格を取得して11年の私が、そんな時に身体の声をキャッチしてすることはズバリ「掃除」なんです。
「え?疲れているのに敢えて掃除?」と驚く方もいらっしゃると思いますが、そうなんです、掃除と断捨離。
知らず知らずの間に溜め込んでしまっていた不必要なものを思い切って捨てることをします。
ヨガを深く知りヨガをお伝えする中で、身体の仕組みと心の繋がりがわかるようになりました。
身体の中に溜まっている老廃物を流せない(血の巡りが悪い・浮腫むという症状が私には出ます)
そんな時は、おしっこの色や回数・量を観察するようにしています。
さて、なぜ「おしっこ」なのか。
そう、腎臓の働きを観察しているのです。
腎臓は背中側に2つあって長さが11㎝で幅が5㎝、重さにすると130g〜140gです。
こんな小さな場所に流れてくる血液総量は1000ℓ〜1600ℓ。
更には腎臓の中にある「腎小体」というろ過装置にも1日160ℓ〜170ℓの血液が流入するのですから、本当に働き者の臓器。
だって2ℓのペットポトルが80本以上という計算になるのですからね。
ですが、1日に160ℓをフィルタリング(ろ過)するからといって、それが尿としてでるわけではありません。
尿として膀胱に送られる量は1〜1.5ℓ。ということは殆どが血液として再利用されるということになります。
160ℓ(2ℓペットポトル×20本以上)のうちの1ℓ。
すなわち99%は血液として再利用、1%だけが尿として排泄されるわけなのです。
こんな少量でも、身体には不必要なものですから出してあげなくてはなりません。
腎臓が不必要だとモニタリングして尿を外に出そうとしているのに、それを体内に止めておくと、そりゃ血液はドロドロになるし身体は重くなるし浮腫むし肌もくすみます。
だから私は「おしっこ観察」なのです。
色や量、そして回数。摂取している水分量と排泄量が合っているか?など、簡単にメモるような習慣がつきました。
ヨガを始めたばかりの頃は「疲れやすい→掃除」だったのですが、身体のメカニズム知識が増えた最近では、きちんとメモを取るように!我ながら成長を感じています(笑)
「あ、ちょっとおかしい」と感じたら水分を摂取すること・良質の睡眠を取ることを心がけます。
そして「掃除と断捨離」
身の回りを見渡して不必要なものがあれば捨てます。
家の中をきれいに掃除します。
お墓まいりに行きます。
敢えて身体を動かすことが私には必要な行動みたい。
そうすることで「あ〜すっきりした」って、尿を大量に出した時のようなスッキリ感も得られるわけなの。
単純な健康法ですが、なかなか効果ありますよ。
皆さま、一度お試しあれ♡