こんにちは、メディカルフィットネスMLFトレーナーの南方和美です。
『いい呼吸をしていますか?』
産声をあげた瞬間から人生の扉を閉める呼吸停止の瞬間まで、私たちの呼吸は止まることがありません。
胎児の肺の中は羊水(肺水)で満たされて水浸しの状態ですが、産声を上げてへその緒を切ると肺で息をするために羊水を出そうとする。
誰も教えてないのに赤ちゃんは生きるための第一歩を呼吸で踏み出すのです。
「腹式呼吸」
主導筋である横隔膜を上下に動かすことによって内臓全体が揺り動かされる、その結果血流が促進され体調が良くなります。また自律神経のバランスを整える効果があり、更に呼吸が深くなれば脳からセロトニンを分泌させることができるのです。このセロトニンは脳全体を冷静な覚醒状態に保つ働きと、心の平穏を導いてくれる神経伝達物質。体幹の安定性を高めることも腹式呼吸のなせる業です。
ムーフロのトレーナーが指導する腹式呼吸の他に、橋間診療所リハビリ室でも毎週「腹式呼吸教室」が開かれ多く患者様が熱心に呼吸を練習しています。
呼吸は生きている証です。いい呼吸しましょう!