こんにちは、MLFトレーナーの松井銀河です。
先日の台風で停電・断水・建物の倒壊など大きな爪痕を残しましたが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? 1日も早い復旧を願う次第です。
さて、9月2日(日)に神戸で開催されたワークショップに橋間誠先生と一緒に参加してきました。講師は自分が予防運動療法を学んだ師匠・中村尚人先生です。
理学療法士・ヨガ・ピラティスの資格を持ち、現在予防運動療法の啓蒙や全国各地で講習会の講師、更には書籍の執筆や外国書の監訳など多方面で活躍されています。自分が疾病予防のための運動療法に興味を持つきっかけとなり、心身の専門知識が豊富で多くの人を惹き付ける人柄など、心から尊敬する先生です。
今回のワークショップのテーマは「症状に対応するピラティス」。とはいえ、ピラティスのエクササイズを学ぶものではなく、姿勢・動作・歩行から関節の痛みや怠さなど、症状の原因を見つけるアセスメントからその修正としてのピラティスエクササイズを考えるワークショップでした。
「アセスメントが8割」、中村尚人先生がいつも口酸っぱく言われる言葉です。どんなに良い治療・トレーニング指導技術を持っていても、このアセスメントが出来ていなければ効果・結果には繋がりません。 慢性的な疾患では患部以外の箇所に原因があることが多く、その多くは生活習慣から来ていることがほとんどです。自分は中村尚人先生から継続して学ぶことでアセスメントを重要視するようになり、運動器リハビリやフィットネスでのパーソナルトレーニング指導でも問診と姿勢チェックは必ず行っています。そこに動作・歩行チェックを加えて原因を追求し、そこではじめて治療・運動指導を行います。
中村尚人先生のワークショップでは常に最先端の学びが得られ、その言葉に毎回ワクワクするため、定期的に学びに行きます。
中村尚人先生はご自身の身体も自在に操れる身体のエキスパート!!!
このような先生から学べることは自分にとって人生における大きな財産です。
今後も橋間誠先生やスタッフ全員で協力し合って皆さんが健康で自分の足で歩ける身体作りに貢献していきたいと思います。関節痛の原因を知りたい方、ご自分の姿勢や身体の癖を知った上で今後の関節疾患を予防したい方、ぜひお声かけくださいね。
松井銀河
カテゴリー: 日々の様子