こんにちは、メディカルフィットネスMLFトレーナーの南方和美です。
マキノ出版「安心」12月号の大特集「頻尿・尿もれ」に、当フィットネスの骨盤底筋エクササイズを掲載していただきました。
〜過活動膀胱〜
メディアで盛んに取り上げられているこの疾患は急増しています。
「ちょいもれパッド」のCMを観た時の衝撃は今でも忘れません。
〜予想はしていたけど、とうとう本当に発売されたんだな〜
何もかもが便利になってしまった現代で骨盤底筋という体幹の大事な部分がダメージを受けている。尿もれパッドで片付けてはいけない問題だと私は思います。
さて、当フィットネスではグループレッスンとパーソナルセッション(ご本人の希望があれば)で骨盤底筋エクササイズを指導しています。
骨盤底筋とは骨盤の底にある筋肉の総称で、いくつもの筋肉がハンモックのように重なり下から内臓を支えています。
運動指導する立場の我々からすると究極の筋肉といっても過言ではないくらい、とてもデリケートな筋肉群。
単独で動かすことはとても難しいのです。
骨盤底筋をしっかりと動かすために「足底の土踏まず・骨盤底筋群・横隔膜」の筋連鎖が重要。
正確な筋(筋膜)連鎖は、後脛骨筋→長内転筋・大内転筋→肛門挙筋→腸骨筋→横隔膜→頸長筋・頭長筋で、足底から筋肉の動きを頭部までつなげてようやく動きが出る、そんな繊細な筋肉群です。
骨盤底筋エクササイズでは、呼吸法で横隔膜を動かし、足趾トレーニング、随意運動(肛門や膣を締める動作)と一つ一つに丁寧なアプローチをした後、体幹トレーニングや骨盤底筋群トレーニングまで「暑い〜」「汗が止まらない」とメンバーさんから声があがるほどエクササイズに集中してもらいます。
足趾トレーニングはMTP関節まで曲げていただきたいのでタオルギャザーはしません。
仰臥位で「藁草履を履いているとイメージしてください。親指と人差指でつまみ上げるようにしっかり握って」とキューイングで誘導。
必要であればタオルを使いますが、そのイメージだけでも「攣る〜」と悲鳴があがるほど握れるのです。
骨盤底筋エクササイズでは身体中の筋肉を余すところなく使ってもらいたいと考えプログラムを組んでいます。
予防のため
安眠のため
不快な症状の改善を目指して
メンバー様の目的は個々ですが、毎週毎週スタジオがいっぱいになるくらい賑やかなクラスです( ^ω^ )
レッスン風景や参加者の声など140ページ〜147ページまで、まるで特集のように当フィットネスのことを取り上げてもらっている「安心」12月号。
お読みいただければ幸いです♡