皆さん、こんにちは。
ムーヴライクフローイングのトレーナー、河原広美です。
9月15日に堺市消防局で「普通救命講習」に参加して参りました。
普通救命とは、倒れている人を発見した時に私たち一般市民が行う救命措置です。
通常救急車が到着するのに9分かかるといわれています。しかし脳に酸素が届かなくなって3~4分で脳死状態になるといわれています。
と言うことは、発見した時から一刻も早い救命措置が必要なのです。
そしてそれは、一般市民が行うことが推奨されています。どこの市区町村でも無料で講習会が行われています。
最近、街中でよく見かけるようになった「AED」という機械は「心室細動」がおきている心臓に対して効果を発揮しますが、それ以外は「胸骨圧迫」いわゆる「心臓マッサージ」が何より大切だと言われております。
そしてもうひとつ大切な事が「適切な救急車の利用」です。
・倒れている
・意識がない
・呼吸がない
・大出血をしている
・痙攣している
等、明らかに一刻を争う症状のものや、上のリーフレットにあるような「明らかに普段と違うおかしな症状」は救急車の要請をすぐに行わないといけませんが、そうでない場合にも救急要請があり、緊急現場への到着が遅れてしまう事が懸念されています。
確かに病気や怪我は焦ってしまいますが、「#7119」の利用で適切な対処方法や、夜間休日に診療受入をしてもらえる病院の紹介をしてもらえます。
消防局の入り口に飾られていました。
今は医療も発展し救急体勢もとても整った状態ですが、まずは私たち一人一人が正しい知識を持ち、正しく救急車を使い、私たちが出切る一次救命処置を知り行うことがとても大切だと教わった講習会でした。
皆さんも機会がありましたら一度講習会に参加されてはいかがでしょうか?
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