平成30年3月4日日曜日、5月並みの気温の中淀川沿いの枚方公園は青く晴れ渡りました。
クリニックとフィットネスのスタッフで「淀川寛平マラソン2018」に参加して来ました。
今回、フルマラソンに参加したのは私とムーフロの下元トレーナー、クリニック腹式呼吸トレーナーの大杉さん。
10キロマラソンに参加したのはクリニックのナース石谷さん、ムーフロの遠藤トレーナーとご主人の新婚カップル、フレックス薬局の鈴木先生と三木さんです。
みなさん快くこの催しに参加していただき、そして全員の完走おめでとうございます!
会場は間寛平さんをはじめ、たむけん、月亭八光さん、尼神インター、ファンキー加藤さんなどなど多くの芸能人の方々がマラソン大会を盛り上げてくれました。
私は38歳の時にメディカルフィットネスを新設すると決めた時からフルマラソンに毎年参加し、これで16回目となります。
しかし、あとの二人はこれが初フルマラソンです。
どうなることかと心の中で心配していましが二人とも記録的な炎天下の中、4時間台で完走していると知り安心しました。
これがきっかけでフルマラソンを私のようにライフワークとするか、一回きりの思い出にするかは不明です。
フルマラソンをして面白いと思うのは自分の代償動作が克明にわかるところです。
人間の関節の多くは一つの関節をまたぐ単関節筋と2つの関節をまたぐ2関節筋で繋がり動いています。
単関節筋が主動で関節を動かしているうちは痛みもなく走っていますが、単関節筋が疲労てくると2関節筋がサポート役として動き出し、やがては2関節筋が主動筋となってしまい関節痛、筋肉痛を生じ苦痛を感じながらゴールすることとなります。
よく例えられるように私もフルマラソンは人生そのものと思います。
最初の10キロはどんな走り方をしても、たとえ2関節筋を主動筋に使っていても痛みもなく走れます。
でも、そんな走り方を続けると20キロ、30キロ地点に来た時は関節痛、筋肉痛で苦しみ、足を引きずりながらゴールしその後も何日か痛みと付き合うことになります。
人生も最初に走り出す時から、「単関節筋を主動筋とした正しい動き方」を覚えると人生の最後まで痛みなく走り続けることができるんです。
どんな器用な代償動作をしていても、その動作を何万回と繰り返すことで関節や背骨は変形していきます。
これは代償動作を見抜くパーソナルトレーナーにチェックしてもらい正しい単関節筋主動の動き方に調整してもらわない限り自分では治せません。
私も毎回フルマラソンの翌日は強烈の筋肉痛で苦しみましたが
何年か前からフルマラソン後の筋肉痛が劇的になくなりました。
何度も何度も頑固な私の代償動作を治してくれたトレーナーたちに感謝せざるを得ません。
トレーナーのみなさん、ありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願いします。
マラソン完走後枚方市駅の前の居酒屋で打ち上げしました。
私はビールを普段は飲みませんが、仲間で飲むビールは最高でしたね。みんな「ナイス・ラン」でした。お疲れさま。