カタエピもvol.5まで来ました。
肩コリのない姿勢=老化しない理想のカラダ
を目指して知識を整理しましょう!
肩コリ撲滅の5つの必須条件。
①腰のそり
②足ゆび
③腹式呼吸
④おなかの力
⑤クビの脱力
今回は②の条件について説明します。
足ゆびが自由に使えることが健康にいいとか、プロやオリンピックレベルのスポーツの技術の最後の差は足ゆびの使い方にかかってくるというのはご存知の方も多いと思います。
では、足ゆびと肩コリに一体なんの関係が?
私たちの背骨、四肢の関節はインナーマッスルという姿勢を安定させる筋肉でつながっています。このインナーマッスルが力を発揮してくれると私たちの背骨は柳の木のようにしなやかにたわみながらも決して折れずに長持ちするのです。
積み木を積み上げたような不安定な背骨をしなやかでじょうぶな柳の木にしてくれる魔法のスイッチ。
それが「足ゆび」なんです。
代償動作(カラダのぐらつきを止めるためにしてしまう間違った筋肉の使い方)の中でも多くの人が1歳で経験する最大の影響力を持つ代償動作。
それが「足ゆびで床を踏みしめられないことで生じるカラダのねじれ」です。
足ゆびをうまく使えない子供はあらゆる方法で上半身のぐらつきを止めようとします。そして何千、何万回と代償動作が繰り返され将来カラダは変形していくのです。
❶ 腰を限界までそらす→ そり腰
❷ 背骨を曲げる→ 猫背
❸ 足の付け根を内や外にねじる→ X脚やO脚
❹ 足の甲をねじって親ゆびの付け根に荷重を集中させる→ 外反母趾
❶〜❹の代償動作はどれもおなかの力が抜けているため背骨は積み木を積み上げた不安定になっているためボーリング の玉並みの重い頭をうまく支えられません。
そこで登場するのが(お待たせしました!) 肩コリの原因である僧帽筋上部繊維を使って頭を支える代償動作です。
この筋肉は長時間収縮できる機能はないため頭を支え続けるとストレスがたまり首から肩にかけて独特の鈍痛やコリを生じます。
バランスよく10本の足ゆびで 床を踏みしめ、おなかをうすく凹ませ首肩リラックス。
いつまでも変形のないカラダを維持するため、理屈はさておき毎日練習あるのみです。
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