こんにちは、メディカルフィットネスMLFの南方です。
人が最期まで自分の足で歩き続けるために何が大切か?と聞かれると「健康のために運動する」と即答されるでしょう。
「どんな運動をしますか?」と問いかけると殆どの人が「体幹を鍛えるトレーニング」と答えてくれます。はい、正解です。
では、体幹って何ですか?と聞くと「う〜ん」と考え込む人が多いのが現状。
重力の負荷から避けれない地球上の生物にとって、抗重力筋をいつまでも衰えさせない運動は最期まで続けなくてはならない。その抗重力筋を正しく機能させ全身への動きを出すための土台が体幹なのです。
では、体幹とは一体どこでしょうか?
腹筋が含まれるのはもちろんのこと、背筋群や首までの筋肉、お尻の周りの筋肉です。
あらゆる動作(前屈・後屈・側屈・下制御・捻る等)の基礎となる部分のことで、インナーマッスルはもちろんのことアウターマッスルも含まれます。
続いて体幹部の機能についての説明です。
体幹部は身体を安定させるために働くことと可動させるために働くことが求められます。
すなわち関節を支えている「横隔膜」「腹横筋」「骨盤底筋群」「多裂筋」のインナーマッスルがセットで機能することが大切になるのです。
そして、ダイナミックな動きを行うためには「内・外腹斜筋」「腹直筋」などのアウターマッスルがインナーマッスルとセットになって機能することが求められます。
体幹トレーニングの必要性について。
インナーマッスルとは体軸を安定させます。骨や関節に近い場所に付着しています。
アウターマッスルは大きな力を発揮します。
体幹トレーニングとは、軸をしっかり安定させながらアウターマッスルの使い方をよくする、一言でいうと「連動性」を出すためのトレーニングなのです。
自分の足でしっかり歩く。
いくらお金があっても、お出かけできる足が動かないとその場所にいけません。
いくらお金があっても、美味しいものを食べにいける足が動かないとつまらないでしょう。
健康はお金では買えません。
重力や加齢に負けない身体を作るのはご自身の心がけ一つなのです♪( ´▽`)