外反母趾対策セミナー🧐Q&A No.1

外反母趾対策セミナー🧐Q&A No.1

2月15日に開催した外反母趾対策セミナーでは、たくさんの方にご参加頂きました✨

お申込みの際にご質問をいくつか頂戴しておりましたので、橋間院長が答えます😉

 

Q.改善方法はありますか?

(70代、男性)

A.生まれつきではない外反母趾は10歳までの姿勢が原因で起こります。

残念ながら曲がっている親ゆびの変形は手術以外に元にもどりません。

ただし、高齢になればなるほど外反母趾は悪化し、最終的に外反母趾が原因で歩けなくなる人もいるので悪化の予防が必要です。

予防方法はセミナーで説明します。

 

Q.曲がっていても全く痛みがない場合、このあと痛みが出てくるのかどうか知りたい。

(50代、女性)

A.外反母趾は痛みが出ない人が多く、重症化するまで放置されていることがあります。

自分の曲がった親ゆびで他の足ゆびが圧迫されて、魚の目や皮膚潰瘍ができて強い痛みが出てきます。

また、外反母趾が重症化すると足ゆびが重なり合い、靴が履けずに困っている方を多くみます。

できるだけ、重症化しないよう予防してください。

 

Q.片足だけ1年間で親指が人差し指に乗る程の外反母趾になってしまいました。

逆足も甲が何もして無く立っている時などに、時々、ツレるような激痛が走ります。

悪化しない方法、改善方法があれば知りたいです。

(50代、女性)

A.片方だけが外反母趾になっている人は骨盤がゆがんでいることが多くの原因です。

足ゆびが床についていない「浮き指」が原因で骨盤がゆがみ、じわじわと外反母趾は重症化していきます。

骨盤のゆがみを止める予防方法はセミナーで説明します。

 

Q.外反母趾手術しましたが、 外反母趾はなおりましたが、隣の指が少しずつ、変形してくるのを防ぐ方法として、歩行の指導をしてくれること等々リハビリに通える機関を教えて欲しいです。

(70代、女性)

A.外反母趾術後の足ゆびの変形を止めるには、外反母趾になった原因を理解することです。

外反母趾の原因の多くは「浮き指」です。

セミナーで「浮き指」改善対策を説明するので是非お聞きください。

 

Q.外反母趾は、どうしてなるのですか?ヒールはほとんど履いたことがないです。

(40代、女性)

A.外反母趾はヒールを履くことが根本的な原因ではありません。

幼児期から学童期にかけて、「浮き指」が習慣化し、足裏の母指球で蹴り出す歩き方をすることで生じます。

今回のセミナーではそのあたりを皆さんにわかりやすく説明したいと思います。

 

Q.医療保険はきかないのか?手術にリスクはないのか?歩き方や足の使い方を改善しないで再発している方もいらっしゃるようですが対策はありますでしょうか?

(50代、女性)

A.外反母趾の変形を正常の形に戻す方法はありません。

痛みや、変形により靴が履けないなどの障害が出てきたときに最終的に変形を矯正する手術方法はありますが、感染、再発、疼痛の残存などリスクもあります。もちろん、保険適応です。

変形の進行を遅らせるためのインソールを作る方法も保険適応になっています。

外反母趾による魚の目などの皮膚トラブルは「フットケア」を定期的に受けることをお勧めしますが、医療資格のない人が施術していることがあるため、要注意です。「フットケア」は保険が適応となりません。

「立ち座り歩く」の姿勢が原因で外反母趾は悪化していくため、根本的な解決には手術以外の方法を組み合わせた上、姿勢改善を行うことが大切です。

 

Q.外反母趾の保存療法の限界について

(40代、男性)

A.外反母趾角が40°を超えると重症となります。整形外科を受診し、レントゲン検査で調べもらいましょう。

症状では外反母趾部の痛みで「立ち座り歩く」が困難、

足ゆびが重なって靴を履くことができないなどが出てくると保存的加療の限界となります。

「外反母趾の正しい知識」で、軽症のうちに対策をとり、悪化予防をしましょう。

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この記事の著者 :
下元 理綺

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