11月10日木曜日に行われた、腰痛医学セミナーで
事前に頂いたご質問に対し、橋間医師から回答させて頂きます。
Q.かれこれ20年位腰痛と共に生活しています。整形外科、整骨院、ピラティス、ヨガ、トレーニング等色々やってきましたが、あまり効果は感じません。少しでも腰痛緩和できることはあるでしょうか?
A.よく頑張っておられますね。
ノントリ姿勢を基本姿勢に生活することで、私たちは痛みなく歩く生活を続けることができます。
足の指を接地、お尻をしめて、おなかをうすく凹ませる、この意識を毎日繰り返してください。
ノントリ姿勢は場所を選ばずどこでも、誰でもできる超簡単エクササイズです。足指を接地、骨盤を安定させる姿勢で日常動作を行う、これができない状態で様々なトレーニング、スポーツをすると効果が出ないだけでなく、背ぼね・関節の変形が進む原因となります。
まず、「ノントリ®エクササイズ」で椅子に座ってする毎日の体操の習慣を1ヶ月、さらに日常生活での立ち座りをノントリ姿勢で行う練習を始めることで解決すると思います。
インソール付きの靴、インソール付きのスリッパを履き、靴の中敷きが平らになっていものをいっさい使用しないこだわりを持つこともいいと思います。
Q.レントゲンで異常はないにもかかわらず、腰痛があるのは、どうしてですか?
A.日本の整形外科はレントゲンで異常がなければ、それ以上の姿勢診断に進むドクターはあまりいません。
しかし、腰痛の80%近くが姿勢による骨盤の不安定性が原因と指摘しているドクターもいらっしゃいます。
ノントリ姿勢は10歳までに習慣づけないと、身につけるのが困難ですが、毎日「ノントリ®エクササイズ」をすることで90%以上の腰痛が改善することも確認しています。
あきらめずに、体験されるのがよろしいかと思います。
Q.脊柱管狭窄症の方への予防体操を教えてください。
A.脊柱管狭窄は、長期間の浮き指生活が原因で生じていることが多いと考えられます。
まずは、「ノントリ®エクササイズ」を受けて足指の機能を復活させること、
インソール付きの靴、インソール付きのスリッパを履き、靴の中敷きが平らになっていものをいっさい使用しないこだわりを持つこともいいと思います。
Q.生まれつき骨盤の前傾でも、前傾は直せるのか?
A.骨盤前傾を無理になおすと、ぎっくり腰になることがあります。
焦らず、足指を接地する習慣をつけることが大切です。
そり腰を直すより、そり腰のまま足指から骨盤の安定性を強化することがおすすめです。
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